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Chromebook Plus Enterprise

 昨年度(2025年4月)新しい会社(緑会合同会社)を起業するにあたり、役員会で協議した際、Googleのサービスを主軸に業務を行うことが提案された。そこで、Chromebookをメインで利用すれば、経費削減につながるのではないかと、安直ではあるがChromebookを導入してみた。

 購入したChromebookはASUSのExpertBook CX54(CS5403)の法人モデルで、仕入先から直接購入したため比較的安価に購入しているものの、保守料含め17万円程する高級な機種でかなりのオーバースペックである。Chromebookを導入する目的は経費削減であるため、目的と乖離してしまってはいるが、まずはChromebookの機能を素早く評価したいという気持ちで高性能なものを選定した。機能面で問題がないと判明すれば、もう少し安価な機種を選定して導入すれば良い。

 まず、Google ドライブで資料を共有することで合意が取れていたため、新企業関係の資料をすべてこのChromebookで作成していった。特に何も問題なく作成でき、事務作業で困ったことはほぼなかった。M365もWeb版が存在するため、WordやExcel、PowerPointもそこそこ使えてしまうため、Chromebookの可能性に期待を寄せた。

 起業後すぐに行き詰ったのは、銀行のシステムがWindowsかMacにしか対応していないことだった。これで詰んでしまい、Chromebookで企業運営していく案は無くなった。
 ただ、それ以外のところで困ったということはほぼない。ほぼと書いたのは緑会合同会社のWebサーバを構築した際、SSH接続を行ってサーバのカスタマイズを行おうとしたが、PuTTY や Win-SCP といった使い慣れたアプリがなくコマンドラインで作業する必要があったためだ。過去に3万円ぐらいのChromebookでその環境を作った経験があったたため、Webサーバの構築作業はWindowsで行ったが、Windows PCが無かったら環境を整えて作業をする必要があり決して効率的とは言えない。
※実は、慣れてしまえば困ることはない。ただ、ファイル転送なども含めすべてがコマンド操作になってしまうため、SE経験がなければどうしても難易度が高くなってしまう。

 TV会議やプレゼンでの使用感についても検証した。このChromebookは法人向けモデルということもあり、豊富な接続ポートが用意されている。当然ながらHDMI端子も付いており、プロジェクターへの投影も問題はない。イベント開催の際に大阪会場にこのChromebookを持ち込み、東京会場とTV会議(Teams)で接続し、双方向でプレゼンを行ったが、トラブルなど、何事もなく普通にこなすことができた。会場ではChromebookにヤマハのYVC-200(スピーカーマイク)を接続し、大阪会場と東京会場で会話しやすくしたところ、フリーハンドで会話ができ、かなり快適だった。

ヤマハ YVC-200

 さて、Chromebookを緑会合同会社の業務用PCとして利用するには、銀行に対応してもらわないといけないため、全社的にChromebookを利用することは取りやめとなったので「個人利用はどの程度できるのか」という着眼点で検証を進めていった。

 ChromebookはAndoroidのアプリが動く。それもあってゲームも少し行ってみたところCPUにCore Ultra 5が搭載されているにも関わらず、もっさりした動きであった。ただ、起動してしまえば、普通に遊べスマホゲームを大画面でできる面白さはあった。
 推測でしかないが、Androidアプリがもっさりした動きになってしまう原因はエミュレータ性能によるものと、メモリが8GBしか無くメモリ不足によって仮想メモリが動いていることが原因のようだ。