Surface Laptop 4 の実力

 弊社はMicrosoft Surfaceの販売も行っているのですが、今まで自社導入したことはありませんでした。いつも使っているLet’s Noteのメモリが8GBで、私の使い方では足りなくなってきた事もあり、思い切ってSurface Laptop 4を購入してみました。

機種Surface Laptop 4 13.5inch
ディスプレイ13.5inch PixelSense™ディスプレイ
解像度:2256×1504(201PPI)
縦横比:3:2
Surface ペン:対応
タッチ:10点マルチタッチ
メモリ16GB LPDDR4x RAM
CPUクアッド コア第 11 世代 Intel® Core™ i5-1145G7 プロセッサ
セキュリティエンタープライズ クラスのセキュリティと BitLocker サポート用のハードウェア TPM 2.0 チップ
Windows Hello 顔認証サインインによるエンタープライズ クラスのセキュリティ
第11世代 Intel® Core™ プロセッサを搭載した Surface Laptop 4: Windows 拡張ハードウェア セキュリティ
ソフトウェアWindows 11 Pro(Windows 10 Proからのアップグレード)
センサー光センサー
重量メタル仕上げのマットブラック: 1,288 グラム (2.84 ポンド)
ストレージSSD 256GB
駆動時間17時間
グラフィックスIntel® Iris® Xe  グラフィックス
外部端子USB-C® × 1
USB-A x 1
3.5 mm ヘッドホン ジャック
Surface Connect ポート × 1
カメラ、ビデオ、およびオーディオWindows Hello 顔認証によるサインイン用カメラ (前面)
720p HD f2.0 カメラ (フロント)
Dual far-field スタジオ マイク
Dolby Atmos® 搭載 Omnisonic スピーカー
ワイヤレスWi-Fi 6: 802.11ax 対応
Bluetooth 5.0 ワイヤレス テクノロジー
購入したSurface Laptop 4 メタル仕上げのマットブラックの仕様

 使ってみた所感は「パワフル!」だった。もともとメインで利用していたLet’s Noteがメモリ8GBだったこともあり、起動できるアプリの多さに感動を覚えた。さすが16GBと言う感じだ。またCPUに関してもm3からi5にグレードアップとなった事で、速度の差を大きく感じる事になった。

 仕事柄、Gmailのアカウントを5つ利用しているが、8GBのメモリだと同時に5つのGmailを開くとそれだけでメモリの大半を占めてしまう上、WordやExcel、見積ソフトなどを常時起動しているため、私のPCのメモリの空き容量は500MB未満しか空いていない状態で使用していた。それでもコロナ過になる前まではストレス無く利用できており、業務に支障が出る事は全くなかった。

 しかし、コロナ過となり、テレワークやTV会議が主流となり、TeamsやZoom、Google Meetなどを使いだすと、状況は一変した。どれかのアプリを一度終了させてから利用しないと、動作不良を起こし始め仕事の効率を著しく低下させる状態となったのだ。特にMicrosoft Teamsは消費するメモリが多く、使用しない時は終了させて置く必要があった。

 メインPCをSurface Laptop 4に変更してこれらの問題が一気に解決した。もちろん数年前のSurface ではこの問題は解決しなかっただろう。今回購入したSurfaceがパワフルだっただけだ。ただし、Surfaceを使ってみてSurfaceにしかない良さと言うものも見えてきた。まずはキーボードのタッチが非常に好みの物だった。浅すぎず深すぎず、絶妙なタッチで入力出来る。そしてパワフルなSurfaceの性能はTV会議を行いながらでも、文書作成にもたつきが全くなく、快適に文字を入力していくことが出来る。

 13.5inchと言う事もあり、昨今の軽量ノートPCよりは重量が重く、当初持ち運びには向かないのではないかと懸念しましたが、意外な事に鞄(私はバックパックを使っている)の隙間に上手くはまってくれたので、重くはなってしまったが、持ち運びに困ると言う事はなかった。ただし、メタルボディのSurfaceは傷が付きやすく、気にする方は薄手のものでも良いのでカバーをすることをお勧めする。

 ここまでは一般的な使い方の所感なのですが、今回のSurface Laptop 4に搭載されているGPU(グラフィックス)が薄型ノートPCでゲームが出来ると聞き及んでいたので、非常に興味がある。とりあえず子供がやっているゲーム(Fortnite)を試しにインストールしてみることとした。

 無線LAN環境でゲームをインストールするとダウンロードに約1時間も要してしまったが、インストールに問題はなかった。インストール後パソコンに最適な画質設定を自動で行ってくれるみたいなのだが、それを無視して高画質で動作させてみましたところ、エラー終了して動作しなかった。ある程度画質を落とし、メモリ消費の多いアプリを終了させると、なんとちゃんと動くではないか!これには私も驚いた。ゲームといえばほぼ必ず必要だった外部GPU(グラフィックスボード)。外部GPUと言えば大きく電力消費も激しいため、薄型ノートPCに搭載することはほぼ不可能だった。しかし、このSurface Laptop 4に搭載されている第11世代のCPUに内蔵されているIris Xeは、それを実現させてきたのだ。3D性能の高さには本当に驚かされた。もちろん、最高画質でゲーム出来るわけではないので、ゲーミングPCが必要なくなるとは思えないが、ちょっと遊んでみたい。友達が遊んでいるから一緒にやってみたいといった、イージーな使い方では十分な性能といえる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です